音感のある音痴
リズム感の無さで音感を無駄にしないで
ギターのチューニングを何も使わずほぼ合わせられる上に、音名を言うとその音を出せるのに歌うと音痴と言われる人が知り合いにいます。
今回は「音痴」についてです。このブログにおける音痴は「音程が取れない(音感が無い)人」と、「音程は取れる(音感はある)が歌うと変に聴こえる人」に大きく分けといて、2つの症状に対して少しだけお話しようかと。
そもそも音程が取れない人は基準を作ってみよう
野球が上手い人のフォームを見て、その真似をしたらホームラン打てるんじゃないかって思ったら、全然打てなかった。実際には全く似た動きができてなかった。
武井壮さんがこんな感じの事を言ってた記憶があります。自分の身体でも考えた通りに動かすのはとても難しいという事でした。武井さんはその後、自分の身体を思い通りに動かす特訓を積み、十種競技で日本チャンピオンにもなられましたね。
歌においても上手い方、尊敬する方の真似をしていくと上手くなると僕は考えております。ですが、歌い回し、声量、癖なども本当にソックリなレベルで真似できる方は既に歌が上手いはずです。全くの素人が何も無しで似せる事はまず不可能でしょう。
なのでまずは何か一つの音を頭の中で理解し、いつでも正確に発声できるように特訓しましょう。例えば、レミオロメンの粉雪。サビの
こ「な」~ゆき~
の音がA(ラ)です。この音だけいつでも正確に出せるようにしておけば、それを基準に高いか低いかを考えていけますよね。その内に他の曲の違う音も正確に出せるようになり、結果として音感を掴めていくと思います。詳しくはいつも通り他の色んな所調べて下さい。
テンポがズレ過ぎるとそれはもう違う音
こっちは音感はある程度あり、狙った音は出せるのに歌うと音程が外れて聴こえるという方。これは単純な話で、
ドレミファソ~
ド レ ミ ファ ソ~
こんだけズレりゃ「ミの音の所なのにレが出てる」ってなりますよね。こんな方は家で音楽聴きながら横揺れでもするとか、音楽に合わせて歩くとかして身体にリズム感を付け、その揺れに合わせて声を出せば幾分かはマシになるんじゃないですかね。ただ、脳で考えたタイミングで力を入れてから声に出るまでのラグがあっては意味が無いので前回とかにも書きましたがまずは軽い筋トレして下さい。音楽に合わせて腹筋とかどうですか?
次回のトレーニング
次回は雑記と悩んだのですが、一応ボイトレに関する事なので断りとして書いておこうかなと思い、
歌うプロと教えるプロ