カラオケで下手になる?
CDと一緒に歌うデメリット
(読了目安・7分)
プロの歌と一緒に歌って真似をする練習法を過去に書きました。それにより相対音感が少し鍛えられ、ある程度似せて歌えるようになった人もいるかもしれません。しかしカラオケで歌おうとしたら何故か全然音が取れない。理由は簡単なんですが。
カラオケに声はない
もちろん上手くはなっているはずですが、今の状態では精々、線をなぞるのが凄く上手になったって事ですからね。今までは声をなぞっていたのに、それが急に無くなるもんだから咄嗟によく聴こえるギターだとかの音をなぞってる可能性すらあります。
上手になった感覚は持ったまま、次のステップ行きましょ。
何も聴かなくても似てる?
文字通りですが、なぞる下書きが無くても綺麗な線を引く事ができれば、カラオケで余計な音を聴かず、ドラムでテンポだけ取ってりゃ上手く歌えるんじゃないか、という理屈。さぁ携帯の録音機能で録ってみましょう。そして原曲と聴き比べてみましょう。
―どうでしょう、一緒に歌ってる時と同じ様に歌えていましたか?明らかに変になった方は一緒に歌う時に、普段より原曲を小さくして歌ってみましょう。今まで自分の声が埋もれて上手く聴こえていただけの可能性があります。
同じ様に歌えていたのにカラオケで下手になる方は、カラオケやライブ等で歌う前にもちゃんとストレッチや筋トレをしてみましょう。心の緊張は勿論の事、筋肉の緊張もしっかりほぐせていないと練習と同じ状態とは言えませんよね。いっそ筋トレを少しやりすぎて軽く疲れる位なら心の緊張もほぐれて良いかもしれませんね。
次回のトレーニング
そろそろ個人のニュアンスの問題になってくる頃なので少し休憩しましょう。
意識すりゃ何でも歌だ
次回は本当に適当になりそうだ