歌は色んな行動の集合体
リズム感がゼロなら歩けない
歩いてて馬の足音みたいなテンポを刻む人はいませんよね。
今回は 「歌なんて練習した事ねぇよ」という歌うま人間に疑問を感じる皆様へのお話。
日常生活を意識してみる:リズム編
そもそも歌を練習したいと思われる程度に健康体の場合、呼吸は一定のリズムを刻んでますよね。歩くテンポも一定ですよね。この時点で二種類の別のリズムを同時に取ってるんですよ。なので私は一つの例としてリズム感が無いと言われる人は「声を発するまでにラグがある」人と考え、それに向けた解決策を少しご紹介します。
声を出すというのは息を吐くと同時に声帯を震わせる事なので、歩きながら「右足を出すのと同時に息をフッと吐く」とか如何でしょう。足音をメトロノームと思えばそれと同時に吐ければまずはオッケーではないでしょうか。
日常生活を意識してみる:キー編
喋る度に声の高さが大きくブレる人なんてまぁいません。抑揚を付ける際に少し高くなったりしても、それが不自然な人もそういませんね。ここで音域を広げる為に本では「普段より明るい声で話して~」とか見るんですが、それじゃ面白く無いので。
普段より話す声を低く意識してみましょう。ただ話すだけですから何となくやってみる事は可能だと思いますが、これが出来れば2つのキーで話す事が出来たとも言えます。
抑揚を付ける為のちょっと高い声も、今までの標準くらいで済むので喉への負担も少ないんじゃないでしょうか。実は低い声もちゃんと出すには喉の力抜かないとできないので思いのほか効果があるかもしれませんよ。
次回のトレーニング
ここまでブログを読んで頂けた方には何となく僕が「まずは知識を入れてみて欲しい」と考えている事を理解して貰えたかな、と思います。なので次は僕なりの音を出すボイトレの第一歩を。